興味深い記事があったので以下メモ。Visual Capitalist より。
Nvidia製 高級GPU(H100) を保有している企業リスト
Nvidia の H100 GPU といえば、現時点で価格が 500万円前後する高級かつ高性能な製品として知られ、特にLLM や画像生成AI を中心とした生成AI のトレーニングおよび使用には欠かせない製品となっています(Nvidia が開発している CUDA も合わせると尚更)。
そんな生成AI時代の到来において、基本的により高度なAIモデルを活用するには計算資源である高性能GPUをどれだけ確保しているかが大きな分かれ目になってくる状態になっていますが、そんな中でどのような企業がH100 GPU を確保しているのかのランキング。
以下は、2024年10月時点で各企業や組織が所有しているNvidia H100 GPUの台数を示しています。
企業/組織 | H100 GPU台数 | タイプ |
---|---|---|
Meta | 350,000 | プライベートクラウド |
XAI/X | 100,000 | プライベートクラウド |
Tesla | 35,000 | プライベートクラウド |
Lambda (AWS) | 30,000 | パブリッククラウド |
Google A3 | 26,000 | パブリッククラウド |
Oracle Cloud | 16,000 | パブリッククラウド |
Poolside | 10,000 | パブリッククラウド |
Magic | 8,000 | パブリッククラウド |
Andromeda | 3,632 | プライベートクラウド |
Scaleway | 1,016 | プライベートクラウド |
Hugging Face | 768 | パブリッククラウド |
DeepL | 544 | プライベートクラウド |
Recursion | 504 | プライベートクラウド |
Princeton | 300 | 国立HPC |
Photoroom | 256 | プライベートクラウド |
こうしてみると、Meta がダントツで保有台数が多い事が分かります。続いて Tesla や Amazon AWS や Google Cloud など。
MetaやTeslaなどは、野心的なAIプロジェクトを推進するために、数千台のH100 GPUを購入している様子。
これらのリソースが結果に結びつくかはまた別の話ですが、何かしら今後も動きを見せてくれる事が期待できます。
(元記事)
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